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【実践例つき】退職勧奨の正しい進め方|反論・無断録音に動揺しない面談トーク例と5つの成功鉄則

退職勧奨を行う際、担当者がうまく話しを進められないこともあります。

「社員に反論されて話が進まない」
「録音されていると主張されて黙り込んでしまった」

などの課題は、適切な面談手順を踏むことで解決できます。
本記事では、反論に惑わされずに面談をコントロールする具体例と、退職勧奨を成功させる5つの鉄則を紹介します。

1. 【フェーズ別】面談の主導権を渡さない実践トークスクリプト5選

フェーズ1:同席者紹介と面談目的の「明確な宣言」

ポイント

同席者を明確に伝え、今日の本題を正しく宣言する。

トーク例

会社:「本日は時間を取っていただきありがとうございます。Bも記録係として同席しますのでご了承ください。今日は今後の進め方について、会社としての考えをお伝えします」
(※ トーク例では非常に丁寧な言い方をしていますが、会社の規模や関係性によってはもっとカジュアルに話しかけてもよい場合があります。以下も同じ。)

フェーズ2:「成果論」への逃げを封じる論点引き戻しテクニック

ポイント

担当者からの指摘に対し、従業員から「成果は出している」と弁解されても、論点を「会社のルール・やり方」に引き戻す。

トーク例

社員:「売上実績は出していますよね?」
会社:「結果はしっかり評価しています。ただ、本日は『結果』ではなく『やり方(事前承認ルール)』についてのお話です」

フェーズ3:感情論を排除する「指導履歴・客観的事実」の提示

ポイント

感情論ではなく、過去の指導履歴と社内の認識を事実として伝える。

トーク例

会社:「これまでに事前承認なしの値引きが複数回あり、既に2回是正を求めました。今のやり方のまま営業を続けてもらうことは難しいです」

フェーズ4:「無断録音・パワハラ切り札」への切り返しと冷静な対応

ポイント

従業員から揺さぶりをかけられても動揺せず、冷静に対応する。

トーク例

社員:「この会話、録音してますからね!」
会社:「業務指示ですので記録しても構いません。ただ、就業規則では無断録音を禁止していますので、次回からは事前に伝えてください」

フェーズ5:退職強要を回避する「選択肢」提示と検討期間の設定

ポイント

「辞めろ」ではなく、複数の選択肢を提示していったん判断を委ねる。

トーク例

会社:「選択肢は3つあります。1つ目はルールを徹底した上で営業を継続すること(この場合誓約書を書かせる)
2つ目は、異動(事務職など職種を変更)を受け入れること。
3つ目は、有給消化や再就職支援金(退職合意金)を受け取って次の活躍の場所を探すことです。今日決める必要はありません。来週の手巾日に考えを聞かせてください」

2. 横領・不正行為がある場合の進め方|証拠保全と懲戒示唆の活用法

重要

横領や重大な規則違反などの「不正行為」が存在し、客観的証拠が揃っている場合は懲戒解雇の対象となり得ます。拒否すれば懲戒できる状況であれば、退職勧奨を有利に進めやすくなります。

注意点

証拠がない段階で懲戒を盾に退職を迫るのは極めてリスクが高いため、必ず証拠の調査と確保を先行させてください。

3. 裁判リスクゼロで合意退職へ導く「5つの絶対鉄則」

退職勧奨を成功させる5つの鉄則

事前準備が9割

問題行動や指導履歴の記録を整理する。

用件を明確に

「会社として何を求めているか」を整理して伝える。

複数名対応+記録

記録係を同席させ「言った言わない」を防ぐ。

選択肢として提示する

「辞めろ」ではなく「選択肢の提案」というフレームを守る。

段階を踏む

指導→改善確認→勧奨のプロセスを丁寧に重ねる。

退職勧奨を成功させるために5つの鉄則を参照の上で、対応を進めていくことを推奨します。
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