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社員の横領が発覚した時の正しい初動対応とは?被害額を全額回収する示談書の書き方

信じていた社員による突然の「横領」発覚。

経営者や管理職、人事担当の皆様にとって、その精神的ショックと裏切られた悲しみは計り知れないものだと思います。しかし、感情を整理する間もなく直面するのが「奪われた会社のお金を、どうやって全額回収するか」という極めて現実的な問題です。

実は、横領発覚後に「本人が毎月少しずつ返済する」という口約束や不完全な書面だけで済ませてしまい、数ヶ月後には支払いが途絶え、結果的に会社が泣き寝入りするケースが後を絶ちません。横領トラブルの解決と被害額の回収は「初期対応のスピード」と「示談書の精度」で明暗が分かれます。

本記事では、数多くの企業法務トラブルを解決に導いてきたTMG法律事務所の代表弁護士が「社員の横領が発覚した際の正しい初動対応」から「確実に資金を回収するための、法的に強固な示談書の作り方」までをわかりやすく徹底解説します。

「弁護士に相談するのは、怒られそうで怖い」「費用が心配」というネガティブなイメージをお持ちの方もご安心ください。
当事務所は「いち早く・気軽に相談できる安心のパートナー」です。一人で抱え込み、致命的な初動ミスを犯してしまう前に、まずは本記事で正しい回収のステップをご確認ください。

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社員の横領が発覚したらどうする?知っておくべき初期対応の現実と落とし穴

横領発覚からの初期対応

横領が発覚し、本人を問いただして全額返還を求めたとします。しかし、ここで直面する厳しい現実があります。

それは「本人はすでに横領したお金を使い込んでおり、返済能力がないケースがほとんど」だということです。

手元にお金がないため「毎月少しずつ返済」などの分割払いの合意を検討せざるを得ない場合もよくあります。
しかし、安易に本人の分割払いだけで合意してしまうのは非常に危険です。多くの場合、数ヶ月もすれば理由をつけて支払いが止まってしまいます。

対応のポイント

確実に支払いを確保するためには、本人への請求だけでなく、配偶者や親族からの保証(連帯保証)を検討する必要があります。

また、支払いを継続させる(給与から天引き等で回収する)ために、あえて懲戒解雇にせず「継続して雇用する」という選択肢を取る場合もあります。ただし、これには他の社員との関係性や、再発防止の観点から慎重な判断が求められます。
会社の泣き寝入りを防ぐためには、こうした状況を見越した上で、初期対応を迅速に行い、法的に有効な書類を整えることが不可欠です。

泣き寝入りを防ぐ!法的効力のある示談書・連帯保証条項の作り方3つのポイント

最後に、示談書を作成する上で絶対に押さえておきたい3つのポイントをまとめました。

横領金発覚のまとめ

ポイント1:本人だけでなく配偶者・親族からの「連帯保証」を確約させる

前述の通り、本人単独での返済には限界があります。
示談書には、配偶者や親族などを連帯保証人として必ず記載し、署名捺印をもらいましょう。

ポイント2:逃亡や未払いを防ぐための「住所・勤務先変更の報告条項」

もし本人が退職し、その後引っ越しや転職をしてしまうと、連絡がつかず回収不能になるリスクがあります。
居場所を常に把握できるよう「住所や勤務先が変わった場合は必ず報告する」という条項を盛り込んでください。

ポイント3:「期限の利益喪失条項」で分割払いの滞納リスクを徹底排除する

「分割払いは途中で滞るもの」という前提に立ち、一度でも支払いが遅れたら残額を一括で支払うこと(期限の利益の喪失条項)や、遅延損害金の利率など、厳格なルールを示談書に定めておく必要があります。

おわりに

社員の横領問題は、会社にとって経済的な損失はもちろん、関係者の精神的なダメージも計り知れません。社内だけで解決しようとすると、温情や感情が入り混じり、結果的に回収不能になってしまうケースも後を絶ちません。

「この対応で合っているのだろうか」「どんな示談書を作ればいいのかわからない」と少しでも判断に迷ったら、一人で抱え込まず、早い段階で弁護士にご相談ください。

私たちは、法律の専門家として、御社の被害を最小限に食い止め、確実な回収に向けた最善のサポートをいたします。まずはお気軽にお声がけください。

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