契約書以外のリーガルチェックにはどういうものがありますか?
リーガルチェックは契約書だけでなく、社外に出す文書全般が対象になります。
契約書以外でも、法的リスクがある文書や運用は多くあります。典型は、利用規約やプライバシーポリシー、社内規程(情報管理規程、備品管理、実費の清算など)の作成・改訂です。
次に、広告物や宣伝文言のチェックがあります。誇大広告、優良誤認、有利誤認、比較広告の不備、景品表示法や特商法の表示義務などが問題になり得ます。
ウェブサイトの表現も対象です。「絶対に儲かる」「必ず改善する」など断定的な表現や、根拠のない実績表示はリスクになります。
炎上対策としては、SNS運用ポリシー、投稿フロー、問題発生時の初動対応、謝罪文の作り方、削除要請への対応などを事前に整備しておくと有効です。
さらに、取引先への提案書、見積書、約款、同意書、キャンペーン規約、採用ページの表現など、実務で日常的に使う文書も、積み重なると大きなリスクになります。
リーガルチェックは「問題が起きた後の対応」ではなく、「問題が起きにくい設計」を作る作業です。なお、どこまでチェックすべきかは、業種や発信内容の重要性に応じて変える必要があります。