よくあるご質問

faq

賃料増額が認められるポイントを教えてほしい。

「相場とのズレ」「根拠資料」、そして合意形成の進め方が重要です。
話し合いでまとまらない場合は、最終的に調停・訴訟での判断となります。

賃料増額は「相場とのズレ」と「根拠資料」、そして合意形成の進め方が重要です。

賃料増額が認められるかは、現在の賃料が適正か、増額理由に合理性があるかを基準に判断されます。

典型例としては、周辺相場の上昇、固定資産税等の負担増、物件価値の改善(リフォーム・設備更新)などがあります。

物件の事情としては、立地の改善(再開発、駅近化)、希少性(広さ、用途、駐車場の有無)、募集状況(空室率、成約賃料)などが根拠になり得ます。一方で、建物の老朽化や競合物件の増加などは増額に不利な事情となります。

実務では、進め方によって結果が大きく変わります。

いきなり値上げを通告するのではなく、相場資料(近隣の成約賃料、募集賃料、鑑定意見など)を示し、段階的な増額や更新時の調整など、合意しやすい提案を行うことが重要です。

合意の積み重ねも有力な材料となります。

更新合意書や覚書により増額に同意した経緯があれば、後の交渉や手続でも有利に働く可能性があります。

一方で、口頭のみ、資料なし、理由が不明確な増額は紛争になりやすい傾向があります。

最終的には、合意できなければ調停・訴訟で判断されます。